藤原晴美のコーディネート講座

心を耕すきもの

なかなか着ることなく箪笥にしまいっ放しになっていることを「箪笥の肥しになっている」
と言いますが、かつては「豊かにする」意味で「肥やす」と言われていました。

皆様はどんな場面できものをお召になりますか。
結婚式などの特別な日の装いというイメージでしょうか。
私の子どもが小学生の頃(もう40年以上前になりますが)授業参観では半数の母親はきもの姿でした。
生活様式も変わり、日常的にきものを着ることは少なくなりましたが、普段着ないからこそ着て良かったということもあるようです。


梅ご子息の結納、きものを着るか 着ないか?
先方への気遣いもあり迷われる方も多いことと思います。
そんな中、相手のご家族に親の思いが伝わって良かったというお話を頂きました。
大切な方を迎えるときの装いとして先方を思いやる心の表れとして、きものが認知されているということではないでしょうか。

梅嫁入り支度にきものは必要か?
どんな方と出会い、どのような家族のもとへ嫁ぐか分からない。
だからこそ「準備しておこう」「決まってから準備しよう」という二通りのお考えがあると思いますが、皆さまはいかがでしょうか。
過日、結婚が決まり荷入れを終えたお客様より、嫁ぎ先の親類の方々から娘が褒められ
1枚1枚作っておいて良かった、とても一度には準備できなかったという喜びのお言葉を頂戴しました。

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ひとにはそれぞれの価値観があります。
きものは着ない、必要がないというお考えもあり、着る方には着る方の思いもあります。
身だしなみやマナー、趣味や愉しみ・・・等々 十人十色
それぞれにきもので豊かな心を耕して頂けるようにお手伝いができますことを願って
もう少し書き進めて参ります。どうかお付き合いください。




 
| 藤原晴美の「心を耕すきもの」 | 20:50 | comments(0) | - |

藤原晴美のコーディネート講座

「ハレの日」の装い 〜礼装を着こなす〜

 シーン  結婚式

家族や近い親戚では5つ紋の黒留袖に金銀糸の入った袋帯を合わせ、
長襦袢・帯締め・帯揚げは白、草履バックは金または銀ベースのものをコーディネートし第一礼装とします。
未婚の女性は振袖が第一礼装になります。

色留袖も黒留袖のように比翼付きで5つ紋が最近は減り、
訪問着代わりにも着れるように作られることが多くなって参りましたが、
遠い親戚やご友人など少し控えめでいたい時には相応しい装いとなります。


 シーン  入卒式

かつては主役の子どもを引き立てる控えめの装いとして色無地が定番でしたが、
最近は訪問着や小紋・紬などで出席されるお母様も増え、難しく考える必要がなくなって参りました。

但し教師として子どもを送り出す立場の場合には、男性であれば黒紋付きに袴、
女性なら色無地か訪問着で華美になり過ぎないように注意すべきだと思います。


 シーン  お宮参り・七五三・十三参り(お母様 お祖母様の装い)

最近は訪問着または付下げが主流となりましたが、もちろん色無地でも十分です。
但しお祝いごとなので帯は華やかな袋帯が相応しいです。


 シーン  初釜

お茶事の場合は迷った場合、主催者または先生に相談されるのがベストですが
基本的には訪問着または付下げに袋帯が新年を祝うのに相応しい装いです。


 シーン  叙勲
宮内庁によりますと基本は色留袖が相応しく、色はグレー避けるのがベターとされています。
(皇室でグレーは喪の色とされているため)



迷った時のきもの処方箋

【アイテム編】
Q1 訪問着か付下か?
かつては訪問着の方が豪華で付下の方が略礼装として着回しが効くといわれていましたが、
最近の傾向としては柄の配置等、外見上見分けが付きにくくなってきていますので、
2枚ある場合は季節や場面に応じた色柄を中心にチョイスされるほうがベターです。

Q2  黒留袖か色留袖か?
家族は黒留袖ですが、親戚やお孫さんでは色留袖でいいというのが最近の傾向です。
念のためにできれば他のご親戚等に確認される方がベターです。

【年相応編】
20歳で作ったきものを50歳で着るためのコーディネート術
きものとの色の対比を少なく同系色の帯合わせで、帯締め・帯揚げを落ちついた色にするのが基本です。

淡い暖色系(サーモンピンクなど)黒っぽい帯合わせをすると粋な着こなしができます。
きもの柄が大きい場合は小さ目の柄が帯にあると大人しく見えます。
 
| 藤原晴美の「心を耕すきもの」 | 00:29 | comments(0) | - |

藤原晴美のコーディネート講座

〜四季を愛でる独自の感覚〜
平安時代に始まった衣替えの習慣も、かつての暦通りというわけにはいきませんが単衣、袷の着心地の違いを感じて、旬を感じる豊かさを心の栄養にしてみてはいかがでしょうか。

<9月>
残暑厳しい初秋でも真夏とは異なる日差しを感じるこの時期は自然の色づきを早いめに取り込むのがおしゃれ!
重陽(9月9日)を過ぎる頃から単衣の季節。
彼岸も過ぎればその日の気温や場所に合わせて縮緬や紬などを楽しみましょう。

<10月>
暑さの残る初旬の「単衣」は許容範囲(着物文化検定公式教本より)
中旬を過ぎると袷。木々の色づきに合わせてしっくり深みのある落ち着いた色使いが周囲の目にも秋らしさを感じさせます。この時期にはコートを着ることが少ないので帯や小物でご自分らしさや季節感を表現するのもいいですよね。

<11月>
素材では真綿紬、色では落ち着いた暖色など、秋に深まりと共に温かみのあるコーディネートが好印象です。
羽織・ショールなどのおしゃれも積極的に楽しんでみてはいかがでしょうか。
 
| 藤原晴美の「心を耕すきもの」 | 18:57 | comments(0) | - |

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