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藤原晴美「心を耕すきもの」

「きものと私」

 

着付

 幼い頃田舎で育った私は秋祭りになると妹ときものを着せてもらい氏神さんにお参りして写真屋さんで写真を撮ってもらってから出店を見て回り楽しい一日を過ごした想い出があります。

 

 この日は早くきものが着たくて、親戚を迎えるべく料理などの準備で忙しそうにしている母の後をついて回ったものです。

 

 

 6歳より日本舞踊を習い始めたのでお稽古で浴衣を着るようになりましたが、お正月の初舞で袷のきものが着れることがとても嬉しかったです。

 

 

 その後田舎から飛び出したい気持ちも手伝い、ご縁のあった京都の商家に嫁ぎました。もう半世紀も前になりますが、子供の幼稚園や小学校の入学・卒業式は勿論のこと授業参観でもお母さんの半数がきもの姿という状況で人が集まる行事では当たり前のように皆がきものを着ていました。現在のような着付け教室はなく親から習った方法で補正もせずに来ていました。

 

 56歳になり子どもの手も離れ初めて外で働きたいと思ったときに、何の資格もない自分にどんな仕事ができるのかを考えたときに、幼少時代より好きだったきものの仕事をしたいと思いこの仕事に就きました。

 

 昔ほどきものを着なくなったとはいえ、きものへの憧れの気持ち心の中にあるためか多くの方が着付け教室に通われたり、きものでの観光が人気になったりしています。もっと気軽にきものを楽しんでもらい、長い時間の中で培われてきた、洋服とは違ったきものの良さや楽しさをその方なりに発見して頂きたいと思います。

| 藤原晴美の「心を耕すきもの」 | 18:22 | comments(0) | - |
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