藤原晴美「心を耕すきもの」

今回は最近感じた仕事冥利に尽きる悦びをご紹介します。

 

井本様

ひと昔前は珍しいとは思わなかったお母さんと娘さんがきものを着てでかける光景。

 

井本様ご家族のきもの姿を見た瞬間、このために頑張っているんだ!という生き甲斐とこのためならまだまだ頑張れる!そんな元気を頂きました。

本当にありがとうございます。

 

 井本様

 

 

次に藤澤友理ちゃん、結婚されて宮久保友理さんです。

 

ハタチの振袖・大学の卒業式とお手伝いをさせて頂き、社会人になられてから着付け教室に通われ、素敵な娘さんへと成長していかれる姿をずっと見させて頂いていました。

 

藤澤友理ちゃん 

 

結婚が決まって前撮りのご用命を頂き、結婚式の様子をLineで拝見しました。
「夫の転勤で福井に引っ越します。祇園祭や劇団四季には実家に帰って参加させて頂きますが、少し寂しいですね(;_:)
母のことどうぞ宜しくお願いします」というメッセージを見て涙涙でした。

 

藤澤様結婚式1藤澤様結婚式2藤澤様結婚式3

 

| 藤原晴美の「心を耕すきもの」 | 15:56 | comments(0) | - |

藤原晴美「心を耕すきもの」

十三参りのきもの

 

春は卒業式 入学式 お花見ときもの姿が増える季節。今回は十三参りのきものについて皆様と考えてみたいと思います。男子十三歳元服にならい、女子も大人の仲間入りをすべく初めて本身断ちのきものに袖を通すことになります。従いまして「十三参りのきものは?」と尋ねられたなら「赤やピンクなどの可愛い小紋です」とお応えすべきだと思うのですが、最近大人と変わらない体型のお嬢様も多く、レンタルを利用される方も増えていることを考慮すると、もし作るとしたら3つの選択肢をお考えになるべきではないかと思います。

 

昔ながらに小紋の反物から仕立てる場合

袖丈が本振袖の2/3の長さ位しか取れませんので、最近小学校でも卒業式で袴姿が増えていますので、せっかくなら小学校・大学の卒業式でも着ることを想定してお作りになられてはいかがでしょうか。

 

お母様がハタチの時にお召しになられた振袖がある場合

お母様の振袖をこの機会にお召しになられてはいかがでしょうか。
小物や帯・髪飾りなどを可愛くすることで今のお嬢さんの体型なら着れる方も多いと思います。

 

1回でも多く振袖を着たいとお考えの場合

ハタチで着ることを前提にこの機会に振袖をお作りになるのも良いかもしれませんね。
もちろんその後のご成長も考えて寸法には余裕を持たせ、舞妓さんみたいに肩と袂の縫い上げは必要です。

 

十三参りは虚空蔵菩薩を参り知恵と福徳を授かる儀式ですが、「渡月橋を渡るとき振り返つてはならない」と言われます。その心は法輪寺で和尚と交わした約束を守れるかが試されるということだそうです。
大人への第一歩として昔も今もこれからも一番大切なことかもしれませんね。

 

 

 

 

| 藤原晴美の「心を耕すきもの」 | 16:37 | comments(0) | - |

藤原晴美 「心を耕すきもの」

きものの着こなしで今と昔を比べると色選びの違いを感じます。昔は季節や年齢に応じて、春はパステル系、秋は深みのある色、20〜30歳までは淡いピンクなど明るい色彩で、年を重ねるとシックな色へ・・・そのような感覚であったと思います。
今は年齢や季節よりも、カジュアルやエレガントなど色の持つ雰囲気でご自分の個性に合わせてお選びになられることが多くなってきました。


特に若い方でピンク系を好まない方も少なくなく、ダークな色を着こされる方も多くみられます。また歳を重ねることで好みも変化します。先日も60歳代のお客様が50歳で作ったきものが地味になり袖を通さなくなったとおっしゃっていました。確かに私自身、以前の感覚で年相応の色を着ると、おばあさんそのものになり、随分老けた感じがします。


「少しでも若々しくありたい」「品良く華やかでいたい」おしゃれをする女性心理にはそのような変身願望もあるのではないでしょうか。生活に潤いを与えてくれるきものの愉しみ、色選びもそのひとつではないでしょうか。

 

 

 

| 藤原晴美の「心を耕すきもの」 | 20:27 | comments(0) | - |

藤原晴美 心を耕すきもの

日常生活の中で感じるストレスとうまく付き合うために、私は催しものの後にはショッピングに出かけストレスを解消しリフレッシュしています。皆さんはいかがですか。


旅行や舞踊・茶道やダンス・映画やカラオケなどそれぞれに感じられる楽しさに「非日常感」が心のスパイスとして効いているのではないでしょうか。


「きものを着る機会がない」といわれると以前は残念に思っていましたが、普段着ないからこそ「非日常性」が感じられるという利点もあるのではないでしょうか。


過日、鳴門の大塚美術館に行ったときに、数名きもので来られている方を見かけました。きっと2倍楽しまれているのでしょうね。
先月の祇園祭では涼しげなきもの姿でお越し頂いたお客様がいらっしゃり、とっても嬉しかったです。


民族衣装や冠婚葬祭の必需品としてのきものから、人生をより楽しんだり、日常からご自分を解放しリフレッシュするアイテムとして、「今はきものかな〜」なんておっしゃって頂けるように仕事ができればいいなと思いました。

 

日本のしきたり-イメージ

| 藤原晴美の「心を耕すきもの」 | 19:59 | comments(0) | - |

藤原晴美 心を耕すきもの

想い出と共にきものを大切にするには

 

「箪笥のきものどうしたらいいかしら?」というご相談をお受けすることがあります。


京の着道楽といわれるように、きものは洋服と違って、年齢や体型が変わっても縫い直しや染め替えたりして「着尽す習慣」がありました。きものを着ることで数年経っても、その時の光景や匂いまで思い出せる!そんな経験はございませんか?

 

きものには想い出が宿ります。「特にお嫁入の時に親御さんが心を込めてお仕度されたきものは宝物です。ハタチの時のきものは染め替えて、お母様が着ておられたものは、洗い張りをして代々永くお使い頂けます。古いといわれそうですが、そんなきものの良さもこれからもお伝えしていければと思っています。

 

 

 

 

| 藤原晴美の「心を耕すきもの」 | 21:56 | comments(0) | - |

藤原晴美 心を耕すきもの

きもの美人それはあなたご自身

 

着付け風景

生活が便利になることでお風呂を沸かすことやご飯を炊くことなど、かつて当たり前にできていたことが、難しく感じるということがあります。着付けもそのひとつですね。


少し時間と手間がかかっても面倒の向こうには、こんな悦びや楽しさがあるという事例をご紹介します。



最初は娘さんの花嫁衣裳をお母さまが着付けされたというK様のお話です。
「ホテルの着付け士さんに嫌がられるかなぁ」「プロにお任せするべきかなぁ」とおっしゃりながらも懸命に練習されました。結婚式当日のご様子を想像するだけでも涙・・涙・・・
この上ない母の愛を感じて新しい門出を迎えられる花嫁さん、きっと世界一美しかったことでしょうね!

 

もうおひとかたは年10回近く母娘お二人できものでお出かけになっておられるF様。
特別なご家庭のお話しのようですが、きっかけはお嬢様の成人式でした。最初お母様が着付け教室に通われ、時々きものを着て出かけられるになりました。何気なく見ておられたお嬢さんでしたが、その後着付けを習われ、今ではお嬢さんがお母さんを誘うことの方が多いようです。いつかそれらの想い出がかけがえのない宝物になることでしょうね。

 

きもの姿のご自分を鏡でご覧になってください。
普段とは違う姿ではあるかもしれませんが、それも貴女様ご自身です。
少しの面倒を乗り越えるお手伝い、お節介な私の小言と思いどうかご容赦ください

 

| 藤原晴美の「心を耕すきもの」 | 20:59 | comments(0) | - |

藤原晴美 心を耕すきもの

成人式記念撮影

来年ご成人対象の振袖記念撮影会(前撮り)の時、目を潤ませながら感慨深げにお嬢様を見つめておられるお祖母様とお母様がいらっしゃいました。
お聞きしたところお嬢様がお召しになっている振袖はお母様がハタチの時にお祖母様にお作り頂いたものできものを選んだ時のことやお正月に来た昔の想い出と、それに今、目の前のお嬢さんの晴れ姿がタイムスリップして感動したとおっしゃっていました。

(※写真は本文とは関係ありません)


また最近お世話になった方の葬儀に行くことがありました。
遺族・親族皆さんが黒紋付姿で故人をお見送りしておられる姿を拝見し、厳粛な中にも故人を偲ぶ想いや弔問に来られる方へのお礼の気持ちが伝わってくる感じがしました。

 

当たり前にきものを着ていた私たちの時代の常識がどんどん過去の出来事となり、次の時代を担う方々へ着物が受け継がれていくときに、モノだけの受け渡しだと今の便利な生活様式に慣れておられる皆様だけに、きものを面倒に感じてしまうのも仕方がないようにも思います。

 

しかしかけがえのない想い出と共に大切に保存し、長い人生の様々な節目でお召し頂けたならば、その方にしかないお家の新たな歴史がきものと共に綴れるのではないでしょうか。

 

そんなことでもお役に立てる私たちであれますように。

| 藤原晴美の「心を耕すきもの」 | 18:06 | comments(0) | - |

藤原晴美 心を耕すきもの - 産着 -

立派な産着をお手入れにお持ちになられた方がいらっしゃいました。お聞きすると息子さん誕生の時にお作りになられた産着をそのお子様(お孫さん)がお召しになられたということでした。氏神様に子どもの誕生を報告し、健やかな成長を願う最初の儀式をご家族の想い出と共に引き継がれてきたおきもので迎えられたという幸せな光景が目に浮かぶようでした。きっとお父さんが子どもの頃の想い出話に花が咲いたことでしょう。

 

産着

私も娘が三歳の時に着せたきものを処分しようかと思案したことがありましたが、思い起こすと、そのきものを着て歩く姿に道ですれ違う人が「可愛いね!」と言ってもらえたのが嬉しくて、親も驚くほど長い距離をちょこちょこ歩いた光景が懐かしく思い出され、思い留まりました。

 

秋は七五三や発表会、観劇に紅葉狩りなどきものでお出かけ頂けることが多くなる季節です。お召しになられたきものにまたひとつ新しい想い出が加わることでしょう。
沢山の想い出が加わるほどに愛着あるきものとして大切にして頂けると思います。

 

もし、着たくても派手になったり、寸法が合わなくて着れないという場合は、花十色の無料相談会をご利用ください。そしてどうぞ永くご愛用ください。

| 藤原晴美の「心を耕すきもの」 | 21:17 | comments(0) | - |

藤原晴美のコーディネート講座

心を耕すきもの

近頃京都市内ではきもの姿のカップルをよく見かけるようになりました。
ひとりでは気恥ずかしくても二人ならお食事・お買い物・観光など行先や機会も広がり、洋服では味わえない楽しみや想い出も増えるだろうと喜んでいます。
花十色でも目立って男性のきもののご要望が増えて参りました。
「一枚も持っていないから」「奥様がきもの好きだから」「折角 京都に住んでいるのだから」等 お求めくださるきっかけはそれぞれですが、新しい楽しみ方を見つけて頂けると嬉しいと思い、今回は男きもののTPOをご紹介させて頂きます。

◆【第一礼装】結婚式・お葬式など
女性では黒紋付き(留袖・喪服)が第一礼装ですが、新郎・新郎新婦の父・媒酌人・不祝儀では喪主という場合は慶弔共に黒紋付きに羽織・袴(仙台平)姿となり、家紋は染め抜き5つ紋・羽織紐は白で、袴はグレー地に黒または紺の縦縞・襦袢衿は白・雪駄の鼻緒も白となります。

【準礼装】結婚披露宴・祝賀会など
無地のちりめんやお召のきものに紋の入った羽織を着て、無地の袴を合わせます。
近頃は、袴をつけなくても良い場合も最近で多く見受けられます。
またきものと羽織の色を変えておしゃれを楽しめるのも準礼装ならではの楽しみ方です。

◆【カジュアル】同窓会や観劇・会食など
紬や縞などのきものに「羽織」を合わされるのがお薦めです。(袴は付けません)
着流し(羽織はなし)はかなり粋な印象になります。
暑い日に備えて薄羽織が一枚あると便利です。

◆【はじめて作られるなら】
準礼装とカジュアル兼用でお召頂けるように、無地のちりめんやお召しのきものと羽織に目立たない同系色の縫い紋を入れておかれることをお薦めします。

◆【おしゃれを楽しむなら】
男性はきものに柄がないため、羽織の裏地(羽裏)でおしゃれを楽しむのが粋です。
また角帯や羽織紐も様々な色やデザインがありますので、カジュアルシーンであれば「髑髏(ドクロ)」「ひょっとこ」の羽織紐などこだわってみてはいかがでしょうか。

【簡単に着るには】
男性の着付けは、1時間も練習すれば十分にひとりで着れるほど簡単です。
その分女性より着崩れ易いので襟元などは留め具などを使われることをお薦めします。

 今年の夏は浴衣から気軽にお召し頂き、                    
 秋にはワンランク上のきものでおしゃれを楽しんでみられてはいかがでしょうか。
 





 
| 藤原晴美の「心を耕すきもの」 | 21:07 | comments(0) | - |

藤原晴美のコーディネート講座

心を耕すきもの

なかなか着ることなく箪笥にしまいっ放しになっていることを「箪笥の肥しになっている」
と言いますが、かつては「豊かにする」意味で「肥やす」と言われていました。

皆様はどんな場面できものをお召になりますか。
結婚式などの特別な日の装いというイメージでしょうか。
私の子どもが小学生の頃(もう40年以上前になりますが)授業参観では半数の母親はきもの姿でした。
生活様式も変わり、日常的にきものを着ることは少なくなりましたが、普段着ないからこそ着て良かったということもあるようです。


梅ご子息の結納、きものを着るか 着ないか?
先方への気遣いもあり迷われる方も多いことと思います。
そんな中、相手のご家族に親の思いが伝わって良かったというお話を頂きました。
大切な方を迎えるときの装いとして先方を思いやる心の表れとして、きものが認知されているということではないでしょうか。

梅嫁入り支度にきものは必要か?
どんな方と出会い、どのような家族のもとへ嫁ぐか分からない。
だからこそ「準備しておこう」「決まってから準備しよう」という二通りのお考えがあると思いますが、皆さまはいかがでしょうか。
過日、結婚が決まり荷入れを終えたお客様より、嫁ぎ先の親類の方々から娘が褒められ
1枚1枚作っておいて良かった、とても一度には準備できなかったという喜びのお言葉を頂戴しました。

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ひとにはそれぞれの価値観があります。
きものは着ない、必要がないというお考えもあり、着る方には着る方の思いもあります。
身だしなみやマナー、趣味や愉しみ・・・等々 十人十色
それぞれにきもので豊かな心を耕して頂けるようにお手伝いができますことを願って
もう少し書き進めて参ります。どうかお付き合いください。




 
| 藤原晴美の「心を耕すきもの」 | 20:50 | comments(0) | - |

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