文様のいわれ 〜丸に十字〜

島津藩家紋

薩摩島津家の家紋「丸に十字」です。

明治時代パリ万博に出品された島津家数々の品物は全てこの家紋の付いた桐箱や風呂敷に包まれて会場に持ち込まれました。その様子を王室の荷役に従事していたルイ・ヴィトンさんが見られ、その後ブランドを代表するエゴグラムになったとか・・・



今一度ご自分の家紋をご覧になってみてはいかがでしょうか。そこには数百年前、ご先祖が子孫へ残したい思いが込められています。外国のデザイナーが真似たくなる千年以上続くデザイン、
それが日本の家紋です。

| 村田悦治の「文様のいわれ」 | 20:40 | comments(0) | - |

文様のいわれ 〜五三の桐〜

五三の桐今回は「五三の桐」についてご紹介します。
そもそも桐は鳳凰(ほうおう)が留まる縁起物の木で、天皇陛下の副紋として誕生しました。

従って「十六紋菊」同様に一般庶民はおろか将軍でも使ってはならない家紋でした。

 

それが現在のように一般大衆に広く使用されるようになったのは、室町時代に朝廷が足利尊氏に褒美として与えたことに端を発します。戦国時代には豊臣秀吉が与えられ、宇喜多秀家・前田利家、更に家臣へと広がります。余り流行が過ぎるので「菊桐紋禁止令」が発令されます。

しかし昭和に入り戦争で家紋が分からなくなった家の代替え紋に使われ出し、アメリカから返還された沖縄でも多く用いられ現在のように最も一般的な家紋になりました。

 

| 村田悦治の「文様のいわれ」 | 01:01 | comments(0) | - |

文様のいわれ 〜方喰(カタバミ)〜

方喰 方喰 方喰 方喰

 

葉の形がクローバーにしていますが、朝露と共に葉が開くことからカタバミと言われてきました。
地下に球根を持ち、更にその下に根ろす多年草で繁殖が早く根が深いので駆除に困る雑草です。
その特徴から家運隆盛・子孫繁栄の縁起担ぎとして戦国大名などが好んで家紋に用いました。
現在も剣片喰(ケンカタバミ)の家紋が多く使われているのはそのためです。

 

| 村田悦治の「文様のいわれ」 | 18:42 | comments(0) | - |

文様のいわれ 〜雲龍(あまりょう)〜

雲龍 雲龍 雲龍

十二支の中で唯一架空の動物である龍は他の動物に水を与える神として、雲と共にデザイン化され用いられてきました。
農業も水の状態で収穫が大きく左右されるものの、人間が雨を降らすことはできないので、雨を願うのは今も昔も神頼み。
龍は天に昇って雲を起こし恵みの雨を降らせる水神として信仰されてきました。
| 村田悦治の「文様のいわれ」 | 19:43 | comments(0) | - |

文様のいわれ 〜松竹梅〜

文様 松竹梅
 縁起の良い吉祥文様といえば一番に思い浮かぶ「松竹梅」
 なぜ冬も青々としていられるのか?
 どうして細いのに丈夫なのか?
 厳冬に耐えこんなに美しく咲くのは・・・?など
 植物の持つ生命力に神が宿るという思想から
 様々な植物文様が描かれました。




松 その代表が「松」 心霊が宿る神木として 神が降臨する門松 文学では長寿や不変の愛の象徴としても登場します。

竹「竹」も常緑で節目があり、まっすぐに伸び且つ強い風にも折れないシナリがあることから
どんな厳しい状況でも、誤ることなく真っ直ぐ進み、無事健康に人生の節目を迎えて欲しいという願いが込められています。

梅「梅」は蕾の状態で冬の寒さに耐え、春には見事な花を咲かせることより、どんな辛いことも頑張って乗り越えていけば必ず花開くという希望に満ちた意味があります。


 
| 村田悦治の「文様のいわれ」 | 21:04 | comments(0) | - |

文様のいわれ 市松文様(いちまつもんよう)

現代的なチェック柄ですが2000年以上前からあるデザインで、
古墳時代の埴輪や正倉院の染織品にもみられ、
平安時代には「石畳文様」と呼ばれていました。

江戸時代に歌舞伎役者の初代佐野川市松が袴のデザインに使用したのがきっかけで、
きものの柄として大流行し、後に「市松文様」と呼ばれるようになりました。

おしゃれに流行はつきものですが、人が美しいと感じるものには2000年前と変わ
らないもの感性があるのかもしれませんね。

石畳文様   市松文様   市松文様
| 村田悦治の「文様のいわれ」 | 00:53 | comments(0) | - |

文様のいわれ 麻の葉

カタチが麻の葉を連想させる事からそのように名付けられましたが、
正六角形を基本とした日本独自の幾何学文様です。

三角形には古来、魔除けの意味があり、
その集合体の麻の葉はより強い意味と美しさがあります。

麻は古来より神聖なものとして神事に用いられ、丈夫ですくすくと育つことからも、
生まれたばかりの子どもが、元気に育って欲しい願いや厄除けの意味で産着などに用いられ、
寛永年間 岩井半次郎の歌舞伎「八百屋のお七」によって大流行し現在に至っています。

文様 麻の葉  文様 麻の葉
 
| 村田悦治の「文様のいわれ」 | 20:45 | comments(0) | - |

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